東京に住む花見好きの私が、東京都内で比較的のんびりとお花見ができる穴場を8か所ご紹介します。
寒さがおさまり、春の楽しみといえばいろいろありますが、お花見はいいですよね。
東京都内でのお花見となると、毎年TV報道される花見名所の混雑や混乱具合を想像してしまい、東京では落ち着いて花見できる場所などないと思ってしまいがちですよね。
東京でものんびりと花見ができるいい雰囲気の場所があります。
東京郊外ならなおのことのんびり楽しめます。
東京でも花見ができる穴場8か所、参考にしてみてください。
東京都内でお花見ができる穴場8選!郊外の意外なスポットもご紹介!
花見のシーズンになると、東京の各地での花見の混雑が報道され、場所取りが大変だの、大さわぎがめいわくだのと、報道になりますよね。
名所と呼ばれるような場所には、いつも人がたくさん押しかけ、混雑します。
ですが、東京は都会なのにあんがい緑が豊か。
なかでも桜の木は好まれてあちらこちらにあります。
わざと大混雑の名所にいかずとも、なかなか静かで見事な桜の満開を見れる場所もたくさんあるのが東京のいいところでもあります。
また東京ならではの変化球花見の方法もあります。
以下に花見好きの私のおすすめの場所を8か所ご紹介しましたので、参考にしてください。
1.新宿御苑
超有名な花見スポットで混雑必須と思われている新宿御苑ですが、入場料があるせいなのか意外に空いていてなぞに穴場スポットです。
しかも、アルコール類の持ち込みが禁止されていることもあってか、のんびりとした雰囲気でゆっくりと散策や花見ができるので、穴場と言えます。
一年を通していろいろな植物や花が楽しめますので、今年の花見を機に年間パスポートを購入しておくというのもいいアイディアかもしれません。
基本情報
- 住所:〒160-0014 東京都新宿区内藤町11番地
- TEL 03-3341-1461
- JR・京王・小田急線新宿駅南口より 徒歩10分
- 西武新宿線西武新宿駅より 徒歩15分
- 東京メトロ丸ノ内線新宿御苑前駅出口1より 徒歩5分
- 東京メトロ副都心線新宿三丁目駅E5出口より 徒歩5分
- 都営新宿線新宿三丁目駅C1・C5出口より 徒歩5分
開園時間
期間 | 開園時間 | 閉園時間 | 温室利用時間 |
---|---|---|---|
3/15〜6/30 8/21〜9/30 | 9:00AM〜5:30PM | 6:00PM | 9:30AM〜5:00PM |
・休園日
毎週月曜日(月曜日が休日の場合は翌平日)
特別開園期間
春3月25日~4月24日
入園料
区分 | 一般 | 65歳以上 | 学生 (高校生以上) | 小人 (中学生以下) |
---|---|---|---|---|
一般 | 500円 | 250円 | 250円 | 無料 |
団体(30人以上) | 400円 | 250円 | 250円 | 無料 |
・一般(500円)は、交通系ICカードでの入園ゲート決済も可能です。
・65歳以上の方は年齢の確認できる証明書を提示下さい。
・学生(高校生以上)の方は学生証を提示下さい。
・身体障がい者手帳、療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方は本人と介助者1名の入園は無料です(手帳をご提示下さい)。
・補助犬も入園できます。
年間パスポート
一般2,000円、高校生1,000円
開園日の9時から閉園1時間前まで各入園門発券所で発売。
ただし無料開園日は発行を休止します。
2.東京ミッドタウン
東京ミッドタウンには、ソメイヨシノを中心に103本の桜があるそうで、夜はライトアップをするので、昼、夜とも花見を楽しめるのでおすすめです。
六本木の街のど中にある花見スポットですが、いつも人が少なく、テーブルやベンチも設置してあり、都会のど真ん中なのに落ち着く雰囲気なところがおすすめです。
ここミッドタウンの桜の中には、旧防衛庁から引き継いだ桜が約40本あり、それがいまも毎年花を咲かせているそうです。
桜の寿命は約60年といわれています。
ミッドタウンでは老木の枝から取木・接木をし、茨城県古河市で新たに育てる試みがおこなわれているそうです。
そのうち2本が東京ミッドタウンの敷地内にもどされ植樹されるなどして老木から若木にゆっくり世代交代している最中なのだとか。
都会のど真ん中なのに、このような取り組みがされている桜の木々なのだと思いをはせると、ライトアップされている木々も違った美しさを感じるかもしれません。
基本情報
住所:〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-1
電話:東京ミッドタウン・コールセンター
アクセス
- 都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
- 東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下通路にて直結
- 東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より徒歩約3分
- 東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分
3.江戸川公園
街路樹も含め約200本(ソメイヨシノほか)の桜がひしめく圧巻の風景が見られます。
神田川沿いに東西に広がる細長い江戸川公園です。(下記の地図を見ていただくと敷地の形状がよくわかります。)
川沿いに桜並木が連なっており、神田川にのしかかるように満開になる桜が圧巻でです。
橋から眺めるとすごく美しいタイプの桜の並び方です。
公園敷地内でゆっくりと散策できる環境かつ、これぞ桜という圧巻風景がおすすめの穴場です。
基本情報
住所:東京都文京区関口2-1
電話:文京区土木部みどり公園課 03-5803-1252
交通:地下鉄江戸川橋駅からすぐ
4.哲学堂公園
入場無料なのにこんなに素晴らしい施設にはいってしまっていいの?
と驚くほどの美しい公園が、哲学堂公園です。
園内には哲学にちなんだスポットが77ヶ所あり、国の名勝に指定されているそう。
公園の桜も毎年見事ですが、ここに至る中野通り(中野駅から2キロ)の桜のトンネルからして桜満開。
この時期は桜の街と呼んでも差し支えないほどの美しさなのに、混雑とよべるほどの混雑はみられないのが不思議です。
なので中野駅で降りて、散歩がてら2キロ(ちょっと遠いですが、、)を歩いて哲学堂に至り、哲学堂公園でものんびり散策をする花見ルートが都会なのに落ち着いた雰囲気で穴場としておすすめです。
基本情報
住所:〒165-0024 東京都中野区松が丘1-34-28
TEL:03-3951-2515
休園日:年末(12/29~12/31)
交通:
・西武新宿線「新井薬師前駅」から徒歩12分
・都営大江戸線「落合南長崎駅」から徒歩13分
駐車場
・平日のみ12台まで駐車可(※満車の場合は近隣駐車場をご利用下さい)
・土日祝休日は駐車場はご利用できません。
※なお、障害をお持ちの方については、障害者手帳をご提示いただければ駐車可能です。駐車される場合は、事前に管理事務所にご連絡いただくか、駐車場整理員へ障害者手帳のご提示をお願いします。
5.錦糸公園
錦糸町駅のすぐ北側にあり、面積約5万6000平方メートルの墨田区を代表する公園である錦糸町公園。
園内には芝生広場、遊具広場、噴水、体育館、野球場、テニスコートなどがある区民の憩いの場的な下町の大きな公園です。
ソメイヨシノやしだれ桜などが約160本ほどあり、見ごたえがある風景が展開されます。
郊外でのんびりした花見をしたい人におすすめ穴場スポットです。
2023年3月中旬には、桜祭りの開催が予定されているそうです。
楽しみですね。
基本情報
住所:東京都墨田区錦糸4丁目15番1号
電話: 03-5608-6661(墨田区役所 道路公園課)
交通:JR総武線「錦糸町」駅北口から徒歩3分
東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅出入口4からすぐ
最寄の都営バス停は「錦糸公園前」
駐車場:無
6.水元公園
東京23区内最大の水郷公園である、水元公園の広大な敷地にのびのびと植林された桜は素晴らしい景観をうみだします。
また同公園の堤防沿いに延々と植えられている桜並木も【水元さくら堤】として桜の名所で有名です。
広々とした敷地内でゆったりと花見が楽しめる郊外のおすすめ穴場スポットです。
園内はキャンプやバーベキュー、貸集会所、ドッグランなどがあり、予約制(有料)で利用できたりしますので、ホームページなどを見て、楽しく利用するといいと思います。
園内には売店やレストランもあります。
基本情報
住所:東京都葛飾区水元公園3-2
TEL 03-3607-8321(水元公園サービスセンター)
交通:JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町」から 京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)「水元公園」下車 徒歩7分
普通車
1時間まで200円
以後30分毎に100円
入庫後12時間最大料金 800円(*最大料金は繰り返し適用されます。)
交通系電子マネー及びICクレジットでのご精算ができます。
7.立石さくら通り
おいしい居酒屋や寿司屋が多いと話題になっている葛飾区立石ですが、桜も美しい。
葛飾区役所前の通りが桜の名所が立石桜通りです。
その区役所の向かいに噴水広場があり、静かに桜を楽しむ方におすすめ穴場スポットです。
周辺には学校があるので、静かに鑑賞してくださいね。
帰りには話題の居酒屋や寿司屋に立ち寄る楽しみもありますね。
桜祭りも開催されたりするそうなので、ぜひ葛飾区のホームページでチェックしてくださいね。
郊外でかつ下町の温かい花見ができる場所なのでおすすめです。
基本情報
〒124-0012 東京都葛飾区立石6丁目1−1
交通:京成線京成立石駅から徒歩で8分
桜まつり情報:葛飾区役所ホームページで
8.東京クルーズ
東京はいいですよね。
隅田川があります。
隅田川沿いは、ずっと全部が桜並木ですよね。
そして隅田川を航行する東京クルーズがあるじゃないですかっ!
これこそ東京都内花見の穴場中の穴場といえるのではないでしょうか。
浅草から浜離宮までを乗れば、すべて隅田川の桜並木沿いを35分間ずっとです。
浅草で花見酒をしたあとに、水上バスにのって浜離宮までほろ酔い花見。
考えただけで春気分になりますね。
どこで花見をしようか、移動はどうしようか などなど悩むくらいなら、船に乗ってしまいましょう。
食料品の持ち込みができる船種、できない船種などいろいろルールはあるものの、うまくつかえばかなり楽しめます。
今年のは花見は船上から、、、なんていうのは変化球であり、おしゃれでおすすめです。
ぜひホームページを熟読で、計画をたててみてくださいね。
基本情報
隅田川ですが、東京の地図の真ん中あたりに流れている川です。
岩淵水門のあたりの荒川から分岐して隅田川となります。
晴海ふ頭、有明まで続いています。
東京クルーズ 浅草船着場/
まとめ
東京は人が多すぎておちついて花見ができる場所が少ないと思われがちですが、あらゆるところに桜が咲いている花見どころでもあります。
その中でも落ち着いて花見ができる場所を8か所ご紹介しました。
- 新宿御苑
- 東京ミッドタウン
- 江戸川公園
- 哲学堂公園
- 錦糸公園
- 水元公園
- 立石さくら通り
- 東京クルーズ
です。いかがだったでしょうか。
とくに隅田川沿いを総なめできる東京クルーズ(浅草⇔浜離宮間)はお手軽で万全な方法だと思い、おすすめです。
東京で春らんまんのお花見をのんびりと楽しんでみてくださいね。
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