みなさんも、コストコの鮮魚売り場で赤海老を見て、一度は、え!?安い!こんなに入ってこの値段?とびっくりしたことがあるんじゃないでしょうか。
ほしいけど、殻付きでは下処理や食べ方がなんかがむずかしそう、と、私はなかなか買えませんでした。
しかし、下処理を乗り越えた後に味わったこの赤海老のあまりのおいしさに驚愕。
コストコの赤海老の食べ方いろいろを参考にしてみてください。
コストコの赤海老の食べ方は?
最難関の下処理を乗り越えた後に味わったコストコの赤海老のあまりのおいしさに驚愕。
ハードルとなっている下処理や調理方法などをなるべく簡単にだれでもできるように解説してみました。
今では迷わず購入して家族全員で赤海老を楽しんでいます。
おいしいのにとても安い、コストコの赤海老の食べ方をぜひ参考にしてみてください。
刺身で食べる時の下処理とおすすめレシピ
コストコの赤海老のパックを買ったとき、パッケージに「刺身用」とかいてありますよね。
下処理が面倒だからと誤解して、刺身をあきらめ、雑に火を通したりしないでくださいね。
購入当日は絶対に刺身で食べてください。
なれれば下処理は簡単ですし、なによりすごくおいしいです。
生食下処理の極意(ごくい)
コストコの殻付き赤海老の洗い方は?が一番最初の疑問ですよね。
殻付きの海老に限らず、魚介類を洗う時に使う水は塩水がいいということを覚えておくと便利です。
- 1リットル水に大さじ2杯くらいの塩を溶かした水を作る。(約3%くらいの塩水)
- 全体を汚れをおとすように塩水で洗い、水を切り、ざっと拭き取る。
- 頭をもぎ取る。
- 殻を取りさる。
- 背ワタを取る。※←すごく重要なので、下記に別途掲載します。
- 処理が終わった生海老を冷たい新しい塩水で洗い、水を拭き取る。
取り去った頭や殻も捨てないでください。他の料理で使います。
※背ワタの取り方※
背ワタとは、海老の腸のことで、いわゆる内臓ですから、しっかり取り去らないと汚いし、臭みが残ります。
背ワタを取る方法は2種類あります。
- 背中に切れ目を入れて、かき出す。
- 竹串などで背中からすくい出す、ゆっくりと引きあげることがコツです。
黒い線状の背ワタがすっかりなくなったことを確認してから最後は冷たい塩水で洗い、水分をふきとる。
生食でのおすすめレシピ
①刺身
これは背ワタを取り終え、冷たい塩水で洗い、拭き取ったものをきれいに盛り付けて、しょうゆとワサビなどで食べるおなじみの刺身です。
②しゃぶしゃぶ
生食用の赤海老をお好きな鍋の汁でしゃぶしゃぶしながら食べる絶品な食べ方です。
殻を付けたままの調理の場合の下処理とおすすめレシピ
刺身用のコストコの赤海老の賞味期限は当日のみ。
刺身の期限が終わったら、火を通して絶品を楽しみましょう。
火を通すと、より一層海老の風味が立って、絶品度アップですよ♪
殻付き下処理の極意(ごくい)
飛び出しているひげなどをハサミで切り取ってととのえていく。
下記のイラストの線のようにはさみでカットして突起をなくしておく。
ひげ足をカット後の海老を洗う水は刺身と同じく、塩水=水1リットル+塩大さじ2で汚れを落とし、水けをふきとる。
背ワタを取る。(殻がついたまま背ワタを取るには、海老の背をさらに曲げ、殻と殻の継ぎ目をつくり、背に竹串などを刺し、引き抜く方法で行う。)
殻付きでのおすすめレシピ
①塩焼き
塩を振って殻付きのまま魚焼きグリルなどで焼くだけで、本当に絶品料理になります。
竹串などを海老のしっぽから刺し入れ、まっすぐにして焼くと、見栄えがよくなります。
②赤海老のガーリック炒め
とんでもなくおいしいのでおすすめのレシピです。
②おせちの中に入っている海老の姿煮
おかあさんやおばあちゃんがおせちを作る人じゃないとおしえてもらえないかもしれないので、一般的なレシピを紹介しておきますね。
食べきれなかったときの保存方法
我が家は買ってきたコストコの赤海老が食べきらなかったことはないんですが、少人数の家族の場合や一人暮らしの場合には、劣化少なく保存しておけば違う日にまたコンディション良く使えて便利です。
殻付きのまま保存&解凍する方法
- 殻付きの赤海老のひげや足、しっぽを前述したようにカットし、背ワタを取り除き、塩水でよく洗い、水気をよくふき取る。
- 一匹ずつなるべく空気に触れないようにラップで個々に包み、ジップロックなどに並べて空気少なく封を閉じて冷凍する。
- 再度使う時には、例の濃度の塩水(水1リットル+塩大2)の中に、凍ったままの海老を入れて解凍する。
殻をむいてから保存&解凍する方法
- 殻を取り除き、背ワタを取り除き、再度塩水(水1リットル+塩大2)で洗い、水気をよく拭き取る。
- 一匹ずつなるべく空気に触れないようにラップで個々に包み、ジップロックなどに並べて空気少なく封を閉じて冷凍する。
- 再度使う時には、例の濃度の塩水(水1リットル+塩大2)の中に、凍ったままの海老を入れて解凍する。
↓これを使うと、どの食材も脱気してくれ、長期保存が可能になります!画像をクリック。
頭と殻は捨てない!驚くほどおいしいおすすめレシピ
ある意味身よりも殻のほうが海老のだしが濃く出て、使い勝手がいいともいえます。
ーーー赤海老の頭の味噌汁ーーーー
なんだこの美味さは!!!!という以外の感想はないと思う。
- 刺身にした時にとりさった赤海老の頭5-10個くらいを乾煎りする。
- 香ばしく香りが立ってきたら、いつもの味噌汁をつくるのと同じ量の水を投入。
煮立たせ、あくが出たら都度都度取る。 - 中火にし、いつもより少し少な目の味噌を溶き入れる。
ーーーー海老のビスクーーーー
自分がシェフになったのかと勘違いするほどおいしいビスクスープができます。
しかもおいしい刺身を食べたあとの殻を使って。
コストコ赤海老 万歳!!っていう気分になりますよ♪
材料(4人分くらい):エビの頭、殻を好きなだけ、オリーブオイル大1、ニンニク1片、玉ねぎ1個、白ワイン100cc、トマト缶1個、牛乳100cc、コンソメ大1、塩胡椒適量
- 鍋にオリーブオイルとニンニクみじん切りを入れ、弱火で炒め、香りを出す。
- 赤海老の頭や殻を入れ、炒め、頭はマッシャーなどで押しつぶして味噌を出しながら十分炒める。
- 玉ねぎを加えてしんなりさせた後、白ワインとトマト缶を入れて加熱する。
- しっかり加熱して柔らかくなったら、火を止め、ミキサーなどで粉砕する。※細かくならないタイプの機械だった場合には、大きな殻を取りだして粉砕にかけるか、ざるなどでこす。
- なめらかになったところで火にかけなおし、コンソメと塩コショウ、牛乳で味見しながら整えて、完成。
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まとめ
刺身用と表記されたコストコの赤海老の下処理や調理方法をいろいろご紹介しました。
まずは一番最初に疑問に思う、洗い方をご紹介しました。
次に、購入当日しか味わえない刺身の処理の仕方を紹介しましたね。
生の海老は刺身だけではなく、しゃぶしゃぶやカンジャンセウ(韓国料理:えびの醤油づけ)のレシピをご紹介しました。
購入翌日からは加熱調理するので、そのレシピを何点かご紹介しました。
さらに本来捨ててしまいそうな頭や殻の絶品レシピをご紹介しました。
最初は購入しづらい殻付き赤海老ですが、なれれば、わりと簡単に超絶おいしい海老料理ができあがります。
気負わず、気軽に楽しんでみてください。
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